昭和の高度経済成長期、港湾都市・神戸にて戦後復興の只中にありながらも「日本の経済は海運から支えるべきだ」という信念のもと、先代の平原英夫氏が司法書士の法律知識と現場感覚を兼ね備えた海事代理士として神戸港で初の海事代理士事務所の道を切り拓きました。
設立当初は、まだ海事代理士の仕事が一般には広く知られていない時代。船舶の登録や検査、内航運送業の手続き、港湾法関連の申請など、専門的かつ複雑な業務を丁寧にこなし、地域の海運業者や漁業関係者の厚い信頼を得てきました。
近年では船員不足や海離れ現象のため女性船員や外国人雇用制度についての課題も増え更なる改革や制度の見直しをしていかなければなりません。


